糖尿病の発症原因の一つに遺伝的要因があることが近年分かってきました。近親者に糖尿病の人がいるならあなたも関係しているかもしれません。症状や原因、予防方法、治療方法について詳しく解説しますので当サイトをご参考下さい。

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糖尿病による失明と足の切断について

糖尿病はうまくつきあっていけば怖い病気ではありません。
糖尿病と診断されながらも、食事療法や運動療法で血糖値をコントロールできていれば、薬の必要のない人もいます。
ところが、食事や運動を面倒だからといって守らないでいると、糖尿病自体が悪化するばかりか、さまざまな合併症を引き起こす危険性があります。
その代表的なものが網膜症と末梢神経障害です。

網膜症は目の病気です。
網膜には光や色を感じる神経細胞と無数の細かい血管があります。
血糖が高い状態だと網膜の細い血管が壊れたり、詰まったりすることがあり、これがもとで失明になってしまう可能性があるのです。
糖尿病の発病から10年以上経過していると網膜症の発症リスクは高くなります。

末梢神経障害の方は、末梢つまり足先に感覚がなくなり、末梢血管が詰まっても気づかない状態が続きます。
血管が詰まっているとどうなるかというと細胞に栄養が届かなくなります。
栄養が届かなくなれば、その部分は腐っていきます。
細胞の死を壊死といいますが、糖尿病の場合、循環障害で腐っていることもあり、壊疽といって、組織が黒くなっていきます。
感染によっても壊疽の状態になります。
これが切断の原因になります。
軽症であれば指先を切断するだけですが、人によっては膝下切断だったり、下肢切断だったりという場合があります。

この足の切断に関してですが、糖尿病の人は細菌感染しやすいため、足病変に感染が起こることでも壊疽の範囲はひろがっていきます。
これらの合併症を防ぐために、フットケア外来を取り入れている医療機関も増えてきました。
また、糖尿病連携手帳を持つことで、主として糖尿病を診ている医療機関と網膜症チェックをする眼科との情報交換もできるようになっています。

自分自身で血糖コントロールができていれば、糖尿病は余命何年という病気ではありません。
合併症を引き起こすことでリスクが高まるのです。
糖尿病そのものとそれによる合併症の恐ろしさを理解し、きちんと対策を立てていくべきです。

足の切断により寿命が縮むことがある?

糖尿病を放置していると網膜症などの合併症を起こして、失明する恐れがあるので出来るだけ早く適切な治療を開始する必要があります。
同様に糖尿病が悪化する事で起こってしまう厄介な合併症で注意しなければならないのが感染症であり、壊死を起こす危険性があるので厄介です。
足に壊死が起こると酷い場合には切断が必要になってしまうので、そうならない様に注意しなければなりません。
神経障害の様な形で足に痛みや痺れが生じた際には糖尿病の症状も、疑ってみるべきです。

足を失った場合には、歩行に障害が出て日常生活を送るのに不便さが生じるだけではありません。
余命にも悪影響を及ぼす恐れがあるので注意が必要です。
実際に足の切断を行った患者の半数以上が、5年以内に死亡したといったデータが存在しています。
そのため足を失ってしまうと、残り数年の余命宣告されたのと同じだと考えてしまう人も珍しくないです。
ですが実の所、足を切断したからといって直に寿命が縮む訳ではなかったりします。

そもそも糖尿病で足を切断する事になるのは、かなり病状が進んだ重症者です。
なので切断する事で逆に余命を延ばしているケースも十分にあります。
もっとも足の切断が余命に影響を及ぼさないかと言うと、及ぼす可能性が大です。
ただし切断そのものよりも、その後のフットケアをしっかり行わなかった場合に寿命に影響が出てしまいます。

足を切断した患者は、身体が不自由になった影響で運動量が減ってしまうケースがほとんどです。
運動しなくなった分、体力の低下を招いてしまい寿命を縮めてしまう可能性は十分に有り得ます。
加えて切断の様な大掛かりな手術を行うと、感染症のリスクも高まるので結果的に寿命を縮める事になるので注意が必要です。
手術中だけでなく術後も切断面のケアを怠ると、感染症を引き起こす恐れがあります。
なのでフットケアをしっかり行う事が大事です。

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